叢生
(そうせい)

歯がガタガタに並ぶ状態を「叢生(そうせい)」といい、ガチャ歯や乱ぐい歯とも呼ばれます。八重歯もその一種です。
叢生は歯磨きがしづらく、虫歯や歯周病のリスクが高まる不正咬合です。
このページの目次
小児矯正で健康的なお口の成長をサポート
小児矯正 | 歯列育形成 お子様の顎の成長を促し、歯が並ぶスペースを確保。 インビザライン・ファースト 目立たない透明のマウスピース矯正装置。 トレーニング矯正 特殊なマウスピースを使った習癖の改善や、口腔筋の訓練を行う矯正。 |
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費用は | 歯列育形成 標準治療費40万円(税込44万円) 難加算時50万円(税込55万円) トレーニング矯正は咬合育形成の一貫として費用内で行います。 インビザライン・ファースト 標準治療費50万円(税込55万円) |
治療期間 | 2〜4年(インビザラインは18ヶ月程度) 通院回数36回〜48回(インビザラインは10〜18回) |
医院の場所 | 福岡市中央区六本松2丁目2−5The grove3F 地下鉄六本松駅から徒歩3分 |
ご予約は | お電話もしくはWEB予約(初めての方専用)からご予約をお待ちしています。 |
乳歯は生後7ヶ月ごろから生え始め、2歳半頃に20本がそろいます。歯が生えると虫歯に加え、歯並びも気になってくる時期です。
実は歯と同時に顎も成長しており、その発達が不十分だと、歯が並ぶスペースが足りず歯並びや咬み合わせに悪影響を及ぼします。
顎の成長を促す食事や生活習慣を整えるとともに、必要があれば歯科的な介入も検討します。これが「歯列育形成」と呼ばれる治療で、顎の発達を助けながら歯並びを整える方法です。
歯列育形成は、乳歯と永久歯が混在する6〜12歳頃(混合歯列期)に行う小児矯正で、「Ⅰ期治療」と呼ばれます。顎の成長を促しながら、歯を移動・整列させる治療を含めたものが小児矯正です。
一部の歯科医師は「小児矯正は不要」と考えることもありますが、それは将来的に再度矯正が必要になったり、子どもの負担を懸念するためです。
しかし、小児矯正は顎の骨格に働きかけられる数少ない時期の治療です。将来的な抜歯や成人矯正の回避につながる可能性があるため、十分に検討する価値があります。
当院では、お子様の状態を確認したうえで、Ⅰ期治療が有効と判断された場合のみ、保護者の方と相談して進めています。
最近は、大人でも矯正を始める方が増えています。マウスピース型など目立ちにくい装置の普及もあり、矯正はより身近な存在になっています。
大人の矯正は、歯を並べるためにスペースを「作る」治療。一方、子どもの矯正は、歯が並ぶためのスペース=顎を「育てる」治療です。
大人は顎の骨の成長が止まっているため、必要に応じて抜歯や歯の削合が必要になりますが、子どもは成長の力を利用して顎を広げることが可能です。
小児矯正は、乳歯と永久歯が混在する「混合歯列期」(6〜12歳頃)に行います。始めるタイミングは個人差がありますが、前歯が2本ずつと、奥歯(第一大臼歯)が生えた頃が目安です。
10歳を過ぎると顎の成長が止まることもあるため、適切な時期を逃さないよう、定期的な検診をおすすめします。
特に反対咬合(受け口)は、早期治療(3歳迄)が効果的な場合があります。気になる方やご家族に受け口の方がいる場合は、早めのご相談をおすすめします。
どんな装置で顎の成長を促すの?
その他にも、急速拡大装置、トレーニング矯正、チンキャップやマルチブラケットなど、お子様の咬み合わせや治療経過に合わせて様々な装置を使用します。
(そうせい)
歯がガタガタに並ぶ状態を「叢生(そうせい)」といい、ガチャ歯や乱ぐい歯とも呼ばれます。八重歯もその一種です。
叢生は歯磨きがしづらく、虫歯や歯周病のリスクが高まる不正咬合です。
(じょうがくぜんとつ)
いわゆる「出っ歯」と呼ばれる状態で、上の前歯が前方に突き出た不正咬合です。
口が閉じにくくなるため、口の中が乾きやすく細菌が繁殖しやすくなるほか、前歯のケガのリスクも高まります。
(かがくぜんとつ)
「受け口」とも呼ばれる状態で、下顎が上顎より前に出ている不正咬合です。見た目に大きな特徴が表れます。
噛む力や発音に影響しやすく、将来的に歯を失うリスクが高い咬み合わせでもあります。
(かいこう)
前歯が噛み合わず、奥歯だけで咀嚼している状態の不正咬合です。
口呼吸になりやすく、虫歯・歯周病だけでなく、ウイルスも吸い込みやすくなります。また、奥歯に過度な負担がかかるため、将来的にダメージを受けやすいリスクがあります。
(かがいこうごう)
上の歯が深くかぶさり、下の前歯がほとんど見えない咬み合わせです。
顎関節症のリスクが高く、奥歯に負担が集中しやすいため、奥歯が傷みやすくなる不正咬合です。
(くうげきしれつ)
歯と歯の間に隙間ができる「すきっ歯」と呼ばれる不正咬合です。
食べかすがたまりやすく、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。また、隙間から空気が漏れやすく、発音に影響が出ることもあります。
小児矯正は公的医療保険の適用がない自由診療です
治療の内容:咬合育形成(床矯正・ワイヤー矯正)による叢生の改善
治療の期間:3年・33回(相談・検査含む)
治療の費用:自由診療 総額 565,000円(税込621,500円)・調整料33回分含む
※現在の価格の場合
リスク・副作用:下記に記載
Before
After
アップル歯科六本松では、お支払い回数に応じた3つの分割プランをご用意しています。
支払回数:最大5回・(矯正は最大10回)
金利0円
デンタルローンを使わず、医院内で分割してお支払いいただくプランです。
※金利・手数料はかかりません。
支払回数:最大36回(均等払い)
金利0円
36回までに支払いを完了することで金利0円でデンタルローンを利用するプランです。
※金利・手数料はかかりません。
支払回数:最大120回
年率4.5%
長期でゆっくり支払いたい方のためのデンタルローンプランです。
※金利・手数料がかかります。
※年率は選択金融機関により異なる場合があります。
その他、クレジットカードによる分割払いにも対応しています。手数料についてはカード会社へご確認ください。
24時間受付中!
かんたんWEB予約
月・火・木・金 9:30〜18:30
土 9:30〜17:00
目立たず、痛みも少ない矯正装置
最近では、大人の矯正は透明で目立たない「マウスピース型矯正装置」が主流になりつつあります。
従来のワイヤー矯正(マルチブラケット)は見た目や痛み、装置のトラブルから敬遠されがちでした。
一方、マウスピース矯正は目立ちにくく、痛みも少ないため、大人だけでなくお子様の矯正にも広く使われるようになっています。
従来までの矯正治療との比較
通常の小児矯正では、「拡大床」という装置を使い、顎の骨を広げて歯が並ぶスペースを作る「歯列育形成」が中心です。
一方、インビザライン・ファーストは、マウスピース矯正でありながら、歯の移動だけでなく顎の成長も同時にサポートできるように開発された装置です。
従来は「Ⅰ期矯正(顎の成長)」と「Ⅱ期矯正(歯並びの調整)」を分けて行いますが、インビザライン・ファーストではこれらを同時に進めることが可能です。また、仮にⅡ期治療が必要になっても、治療期間の短縮や抜歯を避けられる可能性があります。
マウスピース矯正は普通の小児矯正より高い?
インビザライン・ファースト
咬合育形成
トータル費用で考えるとインビザライン・ファーストがお得な場合も
小児矯正は、成人矯正よりも治療期間が長く、3〜5年かかることもあります。
たとえば、3年間で年間10回の調整を行った場合、調整費だけで約16万5,000円(5,500円×10回×3年)かかります。
そのため、調整料込みのインビザライン・ファーストの方が、結果的に費用を抑えられるケースも少なくありません。
インビザライン・ファーストは、以下のような歯並びの改善に対応しています。
ガタガタ歯並び(乱ぐい歯・八重歯など)
いわゆる出っ歯、前歯が前に出ている
受け口・下の顎が前に出ている状態
前歯が閉じず、口がポカンと開く状態
すきっ歯・歯と歯の間に隙間が多い状態
咬み合わせが深く、下の前歯が見えない
インビザライン・ファーストは「ここが良い!」
インビザライン・ファーストは、透明なプラスチック製のマウスピース型矯正装置で、装着していても気づかれにくいのが特徴です。
成人用インビザラインは、コロナ禍以降に日本でも広まり、芸能人や有名人も多く使用していますが、テレビで見ても装着に気づかれないほど自然です。
それほど目立ちにくく、日常生活に溶け込みやすい矯正装置です。
歯の矯正は、歯根膜(歯の根元を支えるクッションのような組織)をゆっくり動かして歯を移動させます。
インビザライン・ファーストも同じ原理ですが、ワイヤーで引っ張るのではなく、マウスピースに作られたわずかなズレを利用して歯を動かします。
このため、従来のワイヤー矯正や拡大床に比べて痛みが少なく、フィット感が高いため違和感も抑えられます。
従来のワイヤー矯正や拡大床は、金属製のワイヤーやフレームを使うため、壊れたり切れたりすると歯ぐきや粘膜を傷つけることがあります。
インビザライン・ファーストは金属を使用しないため、装置によってお口の中に傷ができるリスクを抑えることができます。
ワイヤー矯正や拡大床では、装置の破損や粘膜へのトラブルが起こることがあります。
インビザライン・ファーストは、1〜2週間ごとに新しいマウスピースへ交換するため、装置が壊れるリスクが非常に低いのが特徴です。
そのため、急な痛みや通院の必要が少なく、保護者の方にとっても安心して続けられる治療法です。
小児矯正では、拡大床などの取り外し式(可撤式)装置だけでなく、リンガルアーチやクワドヘリックスなどの固定式装置が使われることがあります。
固定式は自分で外せないため、キャラメルやガムなど粘着性のある食べ物は控える必要があります。
インビザライン・ファーストは可撤式のため、食事の際に外せば制限はほとんどありません。ただし、食後はしっかり歯みがきをしてから再装着することが大切です。
歯列矯正は、歯根膜(歯を支える組織)に力をかけて歯を動かします。インビザライン・ファーストも同じ仕組みですが、ワイヤーではなく、マウスピースに組み込まれたわずかなズレを使って歯を動かします。
マウスピースは治療計画に基づいて装置があらかじめ作られるため、ワイヤー矯正のような頻繁な調整は不要です。通院は経過観察やアタッチメント装着時などに限られ、通院回数を抑えられます。
また、治療期間も1.5年程度と比較的短く、お子様にも保護者の方にも嬉しいポイントです。
治療の内容:インビザライン・ファーストによる叢生の改善
治療の期間:2年・16回(追加アライナー使用期間含む)
治療の費用:自由診療:インビザライン・ファースト 550,000円(税込)※現在の価格の場合
リスク・副作用:下記に記載
Before
After
インビザライン・ファースト矯正をご希望の方
まずは相談。3Dシュミレーションで確認してから開始。
まずは検査とiTeroを使ったシミュレーションを行い、検査で撮影した資料を基に治療計画を検討します。
シミュレーションや治療計画を見ながらインビザライン・ファーストでの治療の可否や選択肢を相談します。
治療が決まればクリンチェック(最終の治療計画)を作成し、確認が取れればアライナーが作製されます。
インビザライン・ファーストの治療期間は最大18ヶ月です。治療が終われば、歯の後戻りを防ぐ保定を行います。
「矯正相談」を選び、ご要望欄に「無料相談希望」とご入力下さい。
小児のマウスピース矯正
インビザラインについてのご注意
トレーニング矯正は、お子様の歯並びに影響する舌癖・口呼吸・逆嚥下などの悪習癖に対し、口周りの筋肉を装置によってトレーニングすることで改善し、歯並びの改善・健康的な顎の成長を促します。
一般的な矯正装置と違って、マウスピースを使った矯正ですので、お子様にとっても負担の少ない矯正です。
すべての不正歯列に有効な矯正装置ではありませんが、悪習癖が原因の歯並びには大きな効果を期待することができます。
トレーニング矯正に加え、MFTというお口周りの筋肉のトレーニングや、通常の小児矯正を併用する場合もありますが、トレーニング矯正装置だけでも不正咬合が改善するお子様もおられます。
歯並びや咬み合わせが悪くなる原因のひとつに、「習癖=くせ」があります。
たとえご両親の歯並びが良くても、お子様のくせによって歯並びが乱れることがあります。
代表的なものに「舌癖」「指しゃぶり」「爪噛み」「口呼吸」「逆嚥下」「頬杖」などがあり、中には無意識で行ってしまうものもあります。
口呼吸をすると舌が下あごに下がり、筋肉のバランスがくずれることで上あごの骨が十分に成長せず、口が閉じにくい・出っ歯の原因になります。
硬い爪をかみ続けると、歯の根が短くなったり、下の前歯で爪をかむクセがあると下あごが前に出る(下顎前突)のを助ける原因になります。
指を吸うクセによって上あごの歯並びがせまくなり、前歯が出る(出っ歯)や、口が閉じない開咬の原因になることがあります。
手であごを支えるクセがあると、下あごの歯が内側に押されて、かみ合わせがずれたり、あごの形にゆがみ(顎変形症)が出ることがあります。
舌で歯を押し続けるクセがあると、前歯にすき間ができたり、上の歯が前に出る(出っ歯)原因になることがあります。
飲み込むときに舌を前に出したり、前歯を押すような動きをすると、歯並びが乱れる原因になることがあります(逆嚥下癖)。
トレーニング矯正装置は、口まわりの筋肉をきたえることで、悪いクセをなおし、自然な歯並びへと導くための装置です。
この装置だけで歯並びがよくなることもありますが、クセがなおっても理想的な咬み合わせ(正常咬合)まで改善できないことが多くあります。
アップル歯科では、トレーニング矯正を小児矯正の一つとして取り入れています。クセを改善しながら、お口の正しい成長をサポートし、そのうえであごの幅を広げたり歯を動かしたりすることで、お子さまの健康的で美しい咬み合わせへと導いていきます。
種類 | 説明 | 料金 |
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![]() マイオブレース |
舌の位置や飲み込み方を正しく整え、鼻呼吸をうながすマウスピース型の矯正装置です。 | ※小児矯正の費用に含まれます 小児矯正治療 440,000円〜(税込) |
![]() プレオルソ |
乳歯が生えそろう時期に使うマウスピース型のトレーニング矯正装置です。日中に1時間と寝ている間に装着することで、口まわりの筋肉をきたえ、乳歯の位置を整えます。 | ※小児矯正の費用に含まれます 小児矯正治療 440,000円〜(税込) |
![]() ムーシルド |
幼児期に使う、受け口(反対咬合)をなおすためのマウスピース型装置です。主に寝ている間に使います。 | 1装置 88,000円(税込) |
曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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診療開始 | 9:30 | 9:30 | 休診 | 9:30 | 9:30 | 9:30 |
診療終了 | 18:30 | 18:30 | 休診 | 18:30 | 18:30 | 17:00 |
休診日:日曜・祝日 ※日曜・祝日診療は下記診療カレンダーをご覧下さい。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||||||||||||||
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休診日
13時まで
日曜・祝日診療
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